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| 第73回
甲府南高校医科部会 報告 |
| 日 時 |
平成20年 5月28日(水) PM7:30〜 |
| 場 所 |
ホテル談露館 |
| 参加者: |
1篠原文雄、2竹川正純、3二宮守弘、4川崎洋介、5鶴田好孝、 |
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6樋口幸司、7溝部政史、8瀧森しのぶ、9日原敏彦、10井尻 裕、 |
| 11櫻林 眞、12櫻林なおみ、13久津間健治、計13名 (順不同・敬称略) |
1:ショートスピーチ 「脳機能画像からみた『うつ病』と『認知症』」
川崎洋介先生(峡西病院、南高校28期) |
うつ病患者は世界人口の約3%といわれているが、近年診断基準の変化に伴い一般内科外来の10%前後に増えていると考えられている。成因としてはストレス脆弱性仮説が有力である。一方、認知症とは複数の認知障害により引き起こされる病態であり、その80〜90%はアルツハイマー型といわれている。複数の認知障害のひとつに物忘れ(記銘力障害)がある。壮年期、初老期の年相応の物忘れと思われている段階でも病的なものが含まれており、数年後にアルツハイマー型認知症に移行するものがあり、この段階のものをMCI(Mild
Cognitive Impairment)と呼ぶ。私たちは、このMCIに注目し、「もの忘れ外来」を訪れた患者の脳血流分布をSPECT
imaging を用いて分析した。
「もの忘れ外来」を訪れた患者は92名、平均年齢は75.8歳であった。そのうち臨床的に明らかなMCIは35名、アルツハイマー型認知症は37名であった。MCIと診断した35名のうち、2年後にアルツハイマー型認知症に移行したのは40%、MCIのままは30%であった。SPECT
imagingの結果は、アルツハイマー型認知症では後帯状回の血流が低下しており、一方うつ病では前頭葉を中心に血流が低下していた。MCIからアルツハイマー型認知症に移行した症例も、MCIの段階で後帯状回の血流が低下していた。両者には明らかな違いがあり、未だ保険適応にはなっていないがSPECT
imagingはMCIの段階で認知症を予測できるよい方法であると考えている。 |
| 2:甲府南高校同窓会ゴルフコンペは、6月29日レイクウッドゴルフクラブ サンパーク明野で行われる。奮って参加をお願いしたい。 |
| 3:次回の案内状を送付するときに、年会費の振込用紙を同封する。 |
| 4:次回例会 2008年7月23日(水)合同納涼会 釜飯「たぬき」 |